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アメリカで働いてみませんか

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「アメリカで働いてみませんか」もし、あなたがこう言われたらきっとこう返すでしょう。
「え〜!アメリカなんて絶対無理よ、英語しゃべれないし、それにビザとかあって外国では簡単には働けないでしょう」
ところが、実際はそうではないようです。

先日、当HPの内容に関してアメリカに住む美容師のkeikoさんから質問のメールが来ました。
keikoさんと何度かメールのやり取りをして、彼女が自分のHPを開設していると教えてもらったので
アメリカでの美容師の日常を綴ったブログかなと思い、見てみたらびっくり。

明らかにプロが作ったと解る立派なページで、その内容はアメリカで働きたい美容師を支援する K.U Educational Instituteと言う会社で、keikoさんはその会社の代表でした。

HPの内容を熟読してみると、今まで不可能だと勝手に思い込んでいたアメリカでの就職が、少し頑張れば充分可能だと言うことが解ったので、皆さんに紹介します

J−1ビザ

あなたが「よっしゃーアメリカで一旗上げるぞ!」と意気込み、パスポート1つ持ちアメリカに着いたとします。
入国管理で滞在目的を聞かれ、「働くために来た」とでも答えようものなら、空港から1歩も外に出ることなく次の便で泣く泣く日本に帰らなくてはならないでしょう。

自国に失業者が溢れているのに、簡単に外国人労働者を受け入れるような酔狂な国はほとんどありません。

だからと言って、道がまったく無いわけではありません。
それが交換訪問者ビザ 通称J-1ビザと言われるアメリカ国務省の教育文化局が監督する「交流訪問者プログラム」の参加者に与えられるものです。

J-1ビザが取得できれば研修生と言う肩書きではありますが、給料がもらえる就労が可能で最大18ヶ月プラス旅行目的での30日間滞在が出来るそうです。

ビザにはその他にもB,E,Hなど様々なものが有るようですが、最も取得しやすいのがJ-1ビザです。

J-1ビザの欠点としては、滞在期間が18+1ヶ月と短いのと、ビザの終了後2年間はアメリカ国外に居なければならない(Two Year Rule)などがありますが、Two Year Ruleを回避して、滞在を延長する方法もあるようです。

J−1ビザの取得方法

J-1ビザを取得するには、アメリカ国務省が認定した交換訪問者プログラムを運営する団体に申請し、厳密な審査を受け、プログラム参加への適正を証明する書類の発給を受ける必要があります。

申請には様々な書類や履歴書を当然のことながらすべて英語で作成しなければなりません。
もちろん、そのような事は私たちには不可能なので、それを助けてくれるのがKeikoさんのK.U Educational Institute社です。

※J−1ビザの手続きは日本の専門会社に依頼しているとの事です。

日本の美容師免許で働けるの?

答えはyesでもありnoでもあります。

Keikoさんによればアメリカは州ごとにライセンスが違うそうで、たとえばニューヨーク州では日本で一定期間の実務経験があれば書き換えが出来るそうですが、他の州では試験をパスしなければならないそうです。

試験の内容は問題の英文さえ理解できれば難しくは無いそうです。

また、ライセンスは美容師、エステシャン、ネイリストの3つに分かれているそうですが、この3つを統括できるコスメトロジストという資格もあるそうです。

K.U Educational Institute社ではライセンス取得のための重要用語解説書と模擬問題の日本語訳テキストの販売や受験手続の代行なども行っています。

言葉の壁をいかに乗り越えるか


これについては私の体験をお話したいと思います。

1984年11月24日 成田発香港経由ロンドン行きキャセイパシフィック103便の機内で、私は襲い来る沢山の不安に飲み込まれぬよう体をシートベルトできつく縛り付けていました。

別に飛行機が怖かったからではありません。実はこれから約3ヶ月間の美容留学に一人で向かっていたのです。

さらに悪いことに、これが私にとって初めての海外渡航であり、語学の勉強に関しては当時英会話スクールはとても高額だったので、全24巻のカセットテープを買い込み毎日練習していたのですが途中で面倒くさくなり12巻目ほどで挫折していました。

当時、ロンドンの美容学校には香港、シンガポール、スウェーデン、アメリカなど様々な国から勉強に来ていましたが、私以外は皆、流暢に英語を話しています。

日本人は私だけで「あ〜 これは仲間はずれで、孤独な留学生活になりそうだな〜」と最初は思ったのですが、先生、生徒も含め、私の会話能力にお構いなしにどんどん話しかけてきます。

それどころか「昼飯食いに行こう」とか「学校終わったら、皆でパブに行くけど当然お前も来るよな」と半ば強引に彼らの輪の中に引き込まれました。

そうなると当然会話をしない訳にはいけません。
この時ほど私の脳ミソが回転したことは無いと思います。
中学、高校と6年間勉強した中から使える単語を必死で探し出し、何とかつなぎ合わせ彼らと話しました。
人間は追い込まれると驚くべき能力を発揮するもので、1ヶ月もたたないうちに彼らと意思の疎通が出来る様になりました。

今にして思えば、彼らは会話が出来ない私に早く英語を覚えさせようとしてくれた気がします。
もう名前も忘れてしまいましたが、聞き取りづらい私の英語をいやな顔ひとつせず聞いてくれた彼らに本当に感謝しています。

あれからずいぶん時が流れましたが、あの時以上の素晴らしい体験はありません。

眠れる才能を開花させたい皆さんへ


「人はみな天才をを持っている」と偉い人が言ってましたが、どんな素晴らしい才能があっても安住の地で、ぬくぬくと暮らしていては開花しません。

人は追い込まれないと「才能開花」のスイッチは入らないようです。

海外で暮らす事は、充分その為の一つの選択肢になると思いますよ。
失うものなど一つもありません。すべて得るものばかりです。

今の暮らしに何か満ち足りないものを感じている様なら一度KeikoさんのWEBサイトを訪れて下さい。
あの頃の私のように「答え」が見つかるかもしれません。

KeikoさんのWEBサイト K.U Educational Institute社

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