スポンサーリンク
ヘアカラー時代の現代では、ほとんどの方が何がしらのヘアカラーをしてると思います。
従ってヘアカラーをする場合、根元、中間、毛先が別々の色(明るさ)になっています。
この状態で希望の色(明るさ)のカラー剤を全体に塗布しても、まず、全体が同一色に染まる事はありません。
ヘアカラー施術に入る前に各部分の明度がどれくらいあるのかを把握しなければなりません。
その為のツールが日本ヘアカラー協会(JHCA)が提唱している、このレベルスケールです。
本来は1レベルから20レベルまであるのですが、日本人の髪の場合は5〜15レベルまであればほぼ対応できます。
ヘアカラー剤のメーカーもほとんど、この規格に対応しているので、とても便利です。
本物のレベルスケールは1レベル単位で毛束になっていますが、写真では解りづらいので、イラスト版を紹介します。
レベルスケール
下の写真はあるメーカーのカラーチャートに付属されているもので、レベル7からレベル17まで表示されています。
元々は美容師の勉強のために作られたレベルスケールですが、ヘアカラー時代の現在、大手企業が、自社のイメージを守るため「自社の社員の髪の色のレベルはココまででなくてはならない」と言う基準を設ける為に使用しているようです。
おおむね、レベル6,7,8の間に基準を設定している企業がほとんどのようです。
就職活動やバイト探し中の方のために、6,7,8レベルの明るさを解りやすく説明します。
6レベルとは
ヘアカラーの明るさでは暗いほうで、元々明るい髪質の人なら、レベル6くらいの人は日本人にもいると思います。
つまり、カラーをしているのか、していないのか解らないくらいの明るさだと思います。
6レベルを採用基準にしている企業では、よほど地毛が黒い人でなければ、ヘアカラーはあきらめたほうが良いかもしれません。
6レベルを採用基準している企業
銀行などの金融関係や航空会社などの「安心、安全、信頼」などのイメージを重視している企業など
おおよそ6レベルだと思われる写真
同じ女性ですが左が自然光の下、右が室内です
スポンサードリンク
7レベルとは
カラーをしているのは解りますが、かなりナチュラルな明るさで、華やかさ、派手さはありません。
しかし、その分上品で、どの年代からも好感を得やすい明るさと言えます
7レベルを採用基準にしている企業
ホテル業界、一部の航空会社、病院など人と接することが多い仕事
おおよそ7レベルだと思われる髪の写真
8レベルとは
カラーの制約が無い会社の方や、一般的な学生さんなどが希望するのが、大体このレベルです。
上品さは薄まりますが、華やかさ、明るさ、のイメージが強まります。
8レベルを採用基準している企業
デパートなどの接客業、大手通信会社など
おおよそ8レベルだと思われる髪の写真
なお、レベルスケールは、
日本ヘアカラー協会のHPより、購入する事が出来ます(¥2.100)。
スポンサードリンク