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確定申告書の作成
決算書(白色は収支内訳書)の作成が終了したら、確定申告書の作成に入ります。
「え〜まだあるの?(疲)」と思うでしょうが、決算書は添付資料のようなもので、確定申告書が文字通り本当の確定申告なので、ここからが本番と言えます。
申告書の種類
申告書は大きく分けると申告書Aと申告書Bの2種類がありますが、自営業者は申告書Bを使用します。
さらに、確定申告書は第1表から第5表までありますが、通常は第1、2表の2枚のみの記入でOKです。
ちなみに第3表は山林所得や不動産や株などの譲渡があるとき、第4表は過去3年間の赤字を相殺するとき、第5表は確定申告書の提出後に間違いを修正するときに使います。
確定申告なんかめんどくさいとお思いの方はこちら
用意するもの
決算書では、1年間の売上から経費、減価償却などを引いて利益を確定しましたが、確定申告書では、さらに社会保険料など1年間に支払った金額の全額か一定金額を控除するので、以下のもので該当するものがあれば1年間に支払った総額がわかるものを用意します。
※今年(平成29年)の申告から家族全員のマイナンバーが必要になっています。
○国民健康保険料 支払った額の全額が控除
○国民年金 支払った額の全額が控除
○小規模企業共済掛金 支払った額の全額が控除
○生命保険 生命保険、介護医療保険、個人年金保険などそれぞれの上限が4万円、合計12万が上限
○10万円を超える医療費 支払った医療費−10万又は支払った医療費−総所得金額の5% ※多いほう
○地震保険料 上限5万円(保険の種類にもよります)
申告書B第1表
申告書も国税庁のHPよりダウンロードできます。
こちらのHPから申告書Bをダウンロードしてプリントアウトしてから見たほうが説明がわかりやすいと思います。
次ページから記入のやり方を説明してゆきます。
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