美容室開業マニュアル16 確定申告のやり方H
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※ 平成25年度分の確定申告から新たに「復興特別所得税」が追加されましたので、必要な個所を更新しています。（2014/01/22）
自営業者にとって毎年頭が痛いのがこの確定申告です。
プロに頼めば５〜１５万の費用がかかる確定申告も、やる気さえあれば自分でもできます。
このページでは、無駄な出費は出したくないと言う方のために、初心者でも解りやすいよう丁寧に確定申告のやり方を説明してゆきます
しかし私は税務のプロではないので、事前にもう一度勉強しなおしたものの、税務のプロから見れば正確ではないところもあるかも知れません。
しかし、今まで書類の記入ミスを指摘されたことはありませんので、おおむね間違いはないと思いますので参考にして下さい。
毎年2月1６日〜3月15日の間に昨年分の確定申告を行い、3月15日までに納税しなければなりません。
確定申告の種類
申告は白色申告と青色申告に分けられます。
白色申告は提出書類が2枚少なく、青色申告に比べると簡単ですが、その代わり何の特典もありません。
一方青色申告は、提出書類が2枚増えるだけで、有利な特典がいくつもあるので、こちらを選択しない手はありません。
青色申告の特典
１、65万（又は10万）の所得控除が受けられる
65万円は大きな数字で、青色申告するだけで所得税に換算すれば32,500円〜最高260,000円税金が安くなります。
２、専従者給料
白色申告では配偶者や子に対する給料は年間65万円までですが青色申告は事前の届出をすれば、一般的な相場の給料を出せます。
３、損失の3年間繰越
美容室にはあまり関係ないかもしれませんが、大きな損失が出た場合、3年にわたって損失を利益から引くことができる。
この様に青色申告はとても有利になっているので、自営業者は絶対に青色申告すべきです。
※青色申告をするためには開業日から2ヶ月以内に「所得税の青色申告承認申請書」を税務署に提出しなければなりません。 開業したら忘れずに行いましょう。
また、昨年まで白色申告を行っていた人が、今年から青色申告に変えたいと思っても急には変更できません。
今年から青色に変えたければ去年の3月15日までに「所得税の青色申告承認申請書」を提出しておかなければ今年の青色申告はできないのです。
次ページからは青色申告のやり方を具体的に説明してゆきます。 次ページへ進む
白色申告のやり方はこちらへどうぞ
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