間違ったヘアケアが、髪の傷みやフケ、かゆみ、薄毛の原因?
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ヘアカットの仕方【ENESのWEB美容学校】HOME>ヘアケアBOOK>毛髪の基礎知識

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およそ10万本あると言われる毛髪は、皮膚が、大切な頭部を守るために変化したものです。

 
毛髪の構造 皮膚の断面図

ヘアケアBOOK目次

毛髪の基楚知識

髪に良い食物

飲酒と喫煙と髪

ヘアケアシャンプーのやり方

ヘアケアトリートメントのやり方

傷めない髪の乾かし方  
 皮膚の中の毛髪はこの様になっています。
それぞれの詳しい説明は省略しますが、毛髪の根元(毛球)は球根みたいに膨らんでいて、この部分が盛んに細胞分裂を行い、新しい毛髪を作り上へと押し上げてゆきます。

一般の方には、勘違いして髪は毛先が伸びてゆくと思っている人もいますが、実際はこの様に根元でどんどん新しい毛髪が作られ、上へ上へと押し上げて髪を伸ばしているのです。
 
 

 
毛髪の内部はこの様になっています。

一番外側の部分が毛表皮、別名キューティクルとも言って、うろこ状の透明な細胞で出来ており、通常4〜8枚が重なり合っています。

キューティクルの内側には毛皮質と呼ばれる部分があります。
毛皮質は髪の大部分を占めており、ケラチンと呼ばれる硬いたんぱく質の一種で出来ています。  髪に弾力性があるのは、この毛皮質があるためです。

髪の中心にあるのが毛髄質で蜂の巣状構造になっており空間があります

ヘアケアで重要なのは表面を覆うキューティクルをいかに守るかと言う事です。

1000分の1mmほどしかない厚さのキューティクルは、乱暴なブラッシングやシャンプーなどの物理的な力や、パーマやヘアカラーなどの繰り返しにより、剥がれ落ちる事があります。

そうなると、毛皮質がむき出しになり、そこにまた、物理的な力や薬剤が加われば、水分は流出、たんぱく質は変性して硬化します。

これがいわゆるダメージヘアになるという事です。
 
成長期   →  退化期  → 休止期  →  発生期

 
毛髪は一度生えてくれば、ずっと伸び続けるのではなく 、成長が止まってしまう時期や、抜けてしまう時期があります。

これを、ヘアサイクルと呼びます。

盛んに髪が伸びている時期を成長期と言い3〜6年続きます。
成長が鈍ってくる時期を退化期と言い、約1ヶ月あります。
そのうちに完全に成長が止まってしまいます(休止期)。この時期が4〜5ヶ月間あり、最後には抜けてしまいます(発生期)が、その頃には毛穴の奥には、すでに新しい毛髪が準備されています。

この様にして人間の毛髪は、一定数の毛髪が抜けては、生え変わるので、ほぼ同じ数の毛髪を保っています。
 

以上、簡単に毛髪のことを説明しましたが、もっと詳しく知りたい方は、こちらの毛髪辞典のほうを見てください

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