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ヘアカラー辞典

天然(植物)染料



植物性染毛料も最近は様々な(昆布など)物を使ったものも出回っていますが、ここでは代表的なヘナについて説明します。

ヘナはミソハギ科の低木で和名は指甲花(しこうか)と言います。

原産地はインドや北アフリカ、中近東など広く分布しており、葉に殺菌効果があるので紀元前よりアーユルベーダ(インドの伝承医学)などで解熱や皮膚病の治療などに利用されてきました。

1709年にヘナの彩色やコンディショニング効果に注目したイスラエルの植物学者ローソン博士の分析でヘナの葉の色素(発見者の名にちなみローソンと呼ばれています)は赤色の色素を含んでおり、毛髪の主成分であるケラチンにからみつく性質を持っている事が判明しました。

日本では最近まで認められていませんでしたが、2001年の薬事法改定により化粧品扱いで認められました。

現在使用してるヘナパウダーはヘナの葉を乾燥して粉末状にしたもので、お湯で4倍くらいに溶いて使用します。
トリートメント効果が高く、白髪も染まるので現在も人気がありますが、ヘナ100%だけではオレンジ系の1色しかないので、現在はインディゴなど他の複数の植物を混ぜて色のバリエーションを作っています。

また、ヘナは当然、脱色効果も無いので、白髪がよほど多くないと明るい白髪染めなどは不可能ですが、アルカリカラー剤などと、塗り分け(新生部はアルカリカラー、既染部はヘナと言うように)をして使用する事もあります。

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○ヘアカラー剤の分類


○酸化染毛剤

○金属染毛剤と脱色脱染剤

○酸性染毛料と毛髪着色料

○天然染料(ヘナ)

○ヘアカラー剤の中身と役割

○光の三原色と色の三原色

○色の三属性(色相、明度、彩度
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