食事などで体内で産出された酸(特に不揮発性酸)を体外に排出する役割を行うのが、腎臓で産出されるHCO3
ーで、酸(H
+)と結びついてH2CO3(炭酸)になり、H
+のみを尿中に排泄し、HCO3
ー自身は再吸収されます。
このようにHCO3
ーは酸塩基平衡の指針として用いられ、不揮発性酸の緩衝作用に大きな働きをしています。
HCO3
ーの標準値は24mEq/lで、糖尿病や慢性腎不全などの疾病があると低下します
血液ガスを理解するための用語解説
※新しくウィンドウが開きます
HCO3ー PaCO2 PaO2 SaO2 BE
酸 塩基 分圧 アシデミアとアシドーシス、アルカレミアとアルカローシス
サチュレーション