Pはpressure(圧力)、aはartery(動脈)CO2は二酸化炭素を表していますので、動脈血内の二酸化炭素の圧力、つまり動脈血二酸化炭素分圧の事で、動脈血内に、二酸化炭素がどれくらいあるのかと言う事です。
PaCO2はガス交換と酸塩基平衡の指標となるものなので、血液ガス分析の中では大切なデータです。
PaCO2値が上がると言う事は、CO2の排出が上手く行かず体内に蓄積していると言う事なので、呼吸が深く、早くなり(過換気)CO2を減らします。
基準値は40±5Toll(トル)で、数値の上昇は肺胞低換気を表し、低下は肺胞過換気をあらわします。
血液ガスを理解するための用語解説
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HCO3ー PaCO2 PaO2 SaO2 BE
酸 塩基 分圧 アシデミアとアシドーシス、アルカレミアとアルカローシス
サチュレーション